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世界最高の選手は誰だ? サッカー選手能力値ランキング1~5位。メッシかC・ロナウドかそれとも…トップに輝いたのは?(20/21シーズン版)

シリーズ:20/21能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:ポーランドが生んだ驚異の点取り屋

ロベルト・レバンドフスキ 20/21サッカー選手能力値ランキング
【写真:Getty Images】

FW:ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1988年8月21日(32歳)
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
19/20リーグ戦成績:31試合出場/34得点4アシスト

 今や欧州最強のストライカーと呼び声高いポーランドの大器だ。所属するバイエルン・ミュンヘンではもはやノーゴールに終わることが珍しいほど驚異的なペースで得点を量産しており、チームに歓喜をもたらし続けている。父クシシュトフは2部リーグでプレーしたサッカー選手、そして柔道チャンピオンでもあり、母イヴォナは元プロバレーボール選手というアスリート一家で育ったが、ロベルトもまた、ポーランドスポーツ史にその名を刻む存在となりそうだ。

 とにかく「攻撃力」が凄まじい。味方から届いたボールを一切無駄にすることなく高い確率でフィニッシュへ持ち込み、相手GKを恐怖へと陥れる。左右両足から放つシュート精度の高さはもちろんのこと、数値「90」を記録するなど「空中戦」にもめっぽ強いので、ゴールパターンも非常に豊富。89分間消えていたとしても残り1分で仕事をする。レバンドフスキはまさにそんなストライカーだ。

 鍛え上げられた肉体から繰り出される「フィジカル」の強さも抜群で、大柄な選手にガチンと当てられても簡単によろけたりすることがない。そうした体の強さこそが、ボールを受けてからのスムーズなシュートアクションにも繋がっているのだろう。また、あらゆる舞台で得点を量産し続けるストライカーとしての「メンタル」も見事だ。

 現在32歳。年齢的には決して若くないが、その凄みは歳を重ねるごとにどんどん増している。若手時代には「木」に喩えられたこともあるレバンドフスキの得点数はまだまだ伸びていきそうだ。

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