【写真:Getty Images】
負傷による長期離脱を強いられていたザンクト・パウリのFW宮市亮が、昨年6月以来となる実戦復帰に近づきつつある。独紙『ビルト』が30日に伝えた。
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これまでのキャリアを通して度重なる負傷に苦しめられてきた宮市。昨季はドイツ2部で自己最多の29試合に出場することができたが、終盤戦に負傷で離脱し、現在に至るまで約10ヶ月間公式戦に出場できていない。
復帰が近づいたかと思えば別の部位を負傷するなど不運が続いていたが、ついにチームの練習に復帰。ここ数日は問題なくトレーニングメニューを消化できているとのことだ。
「思っていたより長くかかってしまいました」と宮市はコメント。「ようやくまたサッカーができるようになりました。チームの練習に参加できることをすごく嬉しく思っています」と復帰を喜ぶ様子を見せている。
だが残り8試合となった今季のリーグ戦で実戦復帰を果たすかどうかについては、クラブは慎重な姿勢も示している。「今季中に出場があるかどうか予想するのは難しい。負荷を強めた時にどういう反応になるか確認しなければならない」とアンドレアス・ボルネマンSD(スポーツディレクター)は語っている。
今季で満了となる現在の契約が延長されるかどうかも現時点では不確定。「我々は交渉を行う意思を示している。状態さえ良ければリョウが素晴らしい能力を持っていることは誰もが知っているが、残念ながら過去数年間には出場できないことも多かった。プランを立てる上で理想的ではない」とSDは、負傷の多さが契約延長に向けたマイナス材料であることも認めている。
【了】