【写真:Getty Images】
【モンゴル 0-14 日本 カタールワールドカップ・アジア2次予選】
カタールワールドカップ・アジア2次予選、モンゴル代表対日本代表が30日に行われた。試合は14-0で日本が勝利を収めた。森保ジャパンのトップ下はもう鎌田大地で確定だろう。
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25日に行われた国際親善試合の韓国戦でもトップ下としてスタメン入りした鎌田。韓国戦では前半のみの出場だったが、日本の2点目を獲得。モンゴル戦でもトップ下でスタメン入りし、1ゴール1アシストを記録した。鎌田は所属するフランクフルトでも結果を残している。ブンデスリーガで今季24試合出場4得点9アシストを記録。フランクフルトではトップ下のレギュラーを獲得している。クラブでも結果を残す鎌田への森保一監督からの信頼は大きい。
日本代表のトップ下といえば、ローマなどでプレーした中田英寿氏、FKの名手で42歳の今でも現役でプレーする中村俊輔、現在はアゼルバイジャンでプレーする本田圭佑、ギリシャでプレーする香川真司などが担ってきた。そして、現在の日本代表のトップ下は鎌田が担う。
鎌田が代表に定着するまでは森保ジャパンでは南野がトップ下のポジションを務めてきた。だが、鎌田はトップ下で能力を最大限に発揮できる。そして森保監督は、この代表戦2試合で南野を左に置き、鎌田をトップ下に起用。南野と鎌田が共存できることを証明した。
韓国戦で鎌田は大迫からのパスを受け、そのままドリブルで相手陣内に侵入。そのまま自分でゴールを奪った。モンゴル戦ではペナルティエリア内でボールを受け、狭いエリアで反転から相手の間を通す絶妙なパスを大迫勇也に供給。これがゴールにつながった。相手が密集したエリア内でも難なく相手DFの間をすり抜けることができる。また、絶妙なパスで味方も活かす。そして自らもゴールを奪うことができる。トップ下としての素質を兼ね備えている。
日本代表のトップ下は中田、中村、本田、香川、そして今は鎌田へ受け継がれていった。
【了】