【写真:Getty Images】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの劇的決勝点かと思われたシュートをノーゴールと判定した主審は、ポルトガル側に対して謝罪を行ったことを認めている。ポルトガル『ア・ボーラ』が29日付で伝えた。
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ポルトガル代表は現地時間27日に行われた2022年カタールワールドカップ欧州予選グループAの試合でセルビア代表と対戦。2-2の同点で迎えた終了間際の判定が大きな騒動を引き起こすことになった。
後半アディショナルタイムの93分、C・ロナウドの放ったシュートがGKの脇を抜けて無人のゴールへと転がっていき、そこにセルビアのDFステファン・ミトロビッチが滑り込んで必死にクリア。ボールはミトロビッチが追いついた時点でゴールラインを越えていたようにも見えたが得点は認められず、C・ロナウドはキャプテンマークをピッチに叩きつけて怒りをあらわにした。
ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は試合後に、ダニー・マッケリー主審から謝罪を受けたとコメントしていた。同主審も謝罪を行ったことを認めており、適切な判定ではなかったと考えているようだ。
「FIFA(国際サッカー連盟)の方針によれば、私から言えるのは、起こったことに対してフェルナンド・サントス監督とポルトガルチームに謝罪したということだけだ。審判団としては良い判定ができるように常に努力しており、このような形で話題となるのは全く望ましいことではない」と主審は語っている。
たとえ誤審だったとしても、キャプテンマークを叩きつけたC・ロナウドの行動に対しては不適切だったという批判もある。FIFAの規律規定に違反する行動として処分対象になるのでないかという見方も一部メディアで伝えられている。
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