【写真:Getty Images】
【U-24日本代表 3-0 U-24アルゼンチン代表 SAISON CARD CUP 2021】
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U-24日本代表は29日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と対戦し、3-0で勝利した。この日2ゴールを記録したDF板倉滉とはどんな選手なのか。
板倉は川崎フロンターレの下部組織で育ちU-18では主将を担った。この時からリーダーとしての素質を持っていた。2015年に今回のU-24日本代表にも選出された三好康児らとともにトップチーム昇格。2018年にはベガルタ仙台に期限付き移籍となり、2019年1月にプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティに完全移籍を果たした。
当時はA代表経験もなくイングランドでの労働許可が下りなかったため、加入と同時にオランダ・エールディビジのフローニンゲンに期限付き移籍。シーズン途中での加入となった2018/19シーズンはリーグ戦での出場はなかった。しかし、翌シーズンの開幕戦ではいきなりスタメンに抜擢。そこから出場を重ね、フローニンゲンの主力に定着した。
U-24アルゼンチン代表との第1戦ではCBを務めたが、第2戦ではボランチで先発。見事2ゴールを奪った。フローニンゲンでもCBとして主力に定着し、今季は開幕からなんと公式戦の全試合にフル出場。鉄人っぷりを見せ、さらには今年1月14日のヴィレムII戦でオランダ初ゴールを決めた。その時はこぼれ球を頭で押し込んだ形だったが、CKからのゴールだった。今回のアルゼンチン戦でもCKから2ゴール。今後も板倉はセットプレーでも脅威となりそうだ。
板倉はフローニンゲンでも安定した守備を見せ、チームの勝利に貢献してきた。今回の代表戦でも見せたようなセットプレーでは高さと海外選手にも負けないフィジカルの強さを発揮。プレミアリーグの強豪シティが認めた日本の若きDFから今後も目が離せない。
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