【日本 1-0 アルゼンチン　SAISON CARD CUP 2021】

　U-24日本代表は29日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と対戦している。

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　横内昭展監督は3日前にも行われたアルゼンチン戦からスタメンを9人変更。2試合連続で先発に名を連ねたのはMF久保建英とDF板倉滉のみとなった。

　日本は前の試合に引き続き4-2-3-1を基本布陣とし、GKに谷晃生、ディフェンスラインは右から原輝綺、瀬古歩夢、町田浩樹、古賀太陽が入った。そして中盤ダブルボランチに田中碧と板倉、右サイドに食野亮太郎、左サイドに相馬勇紀、トップ下に久保、1トップには林大地が起用された。

　0-1で敗れた第1戦とは打って変わり、第2戦は序盤から球際の競り合いがピッチのいたるところで発生する激しい展開となった。両チームとも20分までにほとんど決定機はないが、エキサイティングな攻防が続いていた。

　30分の段階で公式記録に残るシュートは日本の1本だけ。26分には田中の浮き球パスに林が抜け出し、その流れからゴール前でシュートまでこぎつけたが、食野の一振りは相手ディフェンスにブロックされた。

　及び腰になった1戦目と打って変わって勇敢に戦った日本はアルゼンチンをボール支配率で上回り、球際の攻防でも一歩も退かず、相手にシュートを1本も打たせない。すると45分に値千金の先制点が生まれる。

　センターバックの瀬古が放ったロングパスに林が抜け出すと、ディフェンスラインを見事に破り、GKとの1対1も制してゴールネットを揺らした。林にとっては初招集で嬉しいU-24日本代表初ゴールとなった。前半は1-0で日本がリードして終了している。

【得点者】
45分 1-0 林大地（日本）

【了】