【写真:Getty Images】
【コソボ代表 0-3 スウェーデン代表 カタールワールドカップ欧州1次予選】
カタールワールドカップ欧州1次予選、コソボ代表対スウェーデン代表が現地時間28日に行われ、0-3でスウェーデン代表が勝利している。ズラタン・イブラヒモビッチが復帰したスウェーデン代表は、連勝スタートに成功した。
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イブラヒモビッチには年齢もチームも関係ないのだろう。39歳となった今シーズンはACミランでリーグ戦15試合15得点というハイペースでゴールを重ねている。約5年ぶりに復帰したスウェーデン代表でも、2試合連続でアシストを記録した。
12分、エミール・フォルスベリのシュートがディフレクションすると、このボールにイブラヒモビッチが反応する。飛び出してきたGKより一瞬先に追いついて足裏で落とすと、これをルドビク・アウグスティンソンがゴールに叩き込んだ。39歳にして衰えぬ反応、そして類まれなるテクニックが生んだ先制ゴールだった。
35分にはイブラヒモビッチが右サイドからグラウンダーのボールを入れると、これを受けたアレクサンデル・イサクがゴールを決める。2得点を演出したイブラヒモビッチは67分に交代。チームはその直後にPKから1点を追加し、3-0で勝利している。
データサイト『WhoScored.com』では、この試合のイブラヒモビッチに最高評価が与えられている。チーム最多となる3本のキーパスを記録。11回の空中戦勝利は断トツの数字で、83.9%という高いパス成功率を残している。ゴールこそなかったが、前線で起点となるプレーは圧巻だった。
ワールドカップ本大会の出場権獲得に向けて、最高のスタートを切ったスウェーデン代表。周りを活かせる王様の存在は、2大会連続の出場を目指すチームにとって心強いことこの上ない。
【了】