【写真:Getty Images】
【ジョージア代表 1-2 スペイン代表 カタールワールドカップ欧州1次予選】
カタールワールドカップ欧州1次予選、ジョージア代表対スペイン代表が現地時間28日に行われ、1-2でスペイン代表が勝利した。
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スペイン代表にジョルディ・アルバが帰ってきた。2019年9月5日のルーマニア代表戦以来、約1年半ぶりにスペイン代表としてピッチに立ったジョルディ・アルバは、スペイン代表の2得点をアシスト。久々の出場にもブランクを感じさせない活躍を見せている。
試合は43分に先制される苦しい展開となった。しかし、55分に左サイドでボールを受けたジョルディ・アルバは、GKの前に低いクロスボールを入れる。ニアサイドにいたアルバロ・モラタは触れなかったが、走りこんできたフェラン・トーレスがゴールに流し込んだ。GKが出られない絶妙な位置に蹴ったジョルディ・アルバの見事なアシストだった。
1-1のまま試合は後半アディショナルタイムに突入したが、最後にドラマが待ち受けていた。ジョルディ・アルバはチアゴからのパスを左サイドで受けて前に運ぶ。ダニ・オルモはジョルディ・アルバから縦パスを引き出して前を向くと、ペナルティエリアの外から右足を振り抜く。GKは腕を伸ばしてシュートに触れたが、ボールはゴールネットを揺らした。
2得点をアシストしたジョルディ・アルバの活躍は数字にも表れている。データサイト『WhoScored.com』によると、この試合で最多となる4本のキーパスを記録。チーム2位タイのロングパス成功数をマークし、チームトップとなる7.95の評価を与えられた。バルセロナで見せている攻撃面での高いクオリティを、1年半ぶりの出場となったスペイン代表でも見せている。
18年7月に代表監督に就いたルイス・エンリケはジョルディ・アルバをなかなか召集せず、度々物議を醸している。19年11月にエンリケ監督が復帰した後もジョルディ・アルバは選外が続いていた。ただ、この活躍を見てしまうと、使わないわけにはいかなくなるだろう。
【了】