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【写真:Getty Images】
マティアス・バルガス(エスパニョール/スペイン)
生年月日:1997年5月8日(23歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:4試合出場/1得点3アシスト
ずんぐりむっくり体型だが、引き締まった筋肉から発せられるエネルギーは爆発的だ。26日のU-24日本代表戦では、果敢なドリブルで板倉滉をぶっちぎり、繊細なクロスでアドルフォ・ガイチのゴールをアシストした。
元々は右ウィングながら、26日の試合はトップ下で先発起用された。ならば次は本職のウィングとして力を発揮する場を与えて見たい。63分に交代でベンチに退いていたため、中2日での先発出場も問題なくこなせるだろう。
【写真:Getty Images】
ベンハミン・ロレイセル(リーベル・プレート)
生年月日:2000年3月24日(21歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:1試合出場/0得点0アシスト
バティスタ監督は26日の試合前後の記者会見で、それぞれ1回ずつロレイセルの名前を挙げて技術力の高さを称えた。今回がU-24アルゼンチン代表初招集だが、新戦力として期待は大きいようだ。
名門リーベル・プレートの育成組織が輩出したテクニシャンは初招集ながら11番を託され、26日の試合では後半途中から出場してU-24アルゼンチン代表デビュー。新戦力の見極めも日本遠征の目的の1つになっているなか、2戦目で先発のチャンスが訪れるか。
【写真:Getty Images】
アドルフォ・ガイチ(ベネヴェント/イタリア)
生年月日:1999年2月26日(22歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:7試合出場/2得点0アシスト
やはりデカくて強い。26日の1戦目では前線で絶大な存在感を発揮し、決勝ゴールを挙げた。バルガスのクロスに頭で合わせた際、ジャンプのタイミングを外していたが、それでも強いシュートを飛ばしたパワーは恐ろしい。
大柄な割に動きも機敏で、自らボールを持って仕掛けたり、フリーランニングも積極的にこなす。今回の日本遠征メンバーのなかで唯一の純粋なストライカータイプというのもあり、2試合連続先発起用を想定していそう。日本のDFたちが彼の迫力を経験した上で、どう対処するか注目だ。