【写真:Getty Images】
アーセナルは今後、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが活躍を見せれば見せるほど来季の再獲得が困難になるというジレンマに悩まされることになりそうだ。英複数メディアが見通しを伝えている。
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レアル・マドリードで十分な出場機会を得ることができていなかったウーデゴールは、冬の移籍市場でアーセナルにレンタル移籍。アーセナルでは徐々に存在感を高め、チームの新たな司令塔として中心的存在となりつつある。
アーセナルとしては来季もウーデゴールをチームに残したいと望んでいるとみられ、再度のレンタルまたは完全移籍に向けてマドリーとの交渉を行うことが見込まれる。だが再獲得のために必要な費用は、今季の残り期間の活躍次第で大きく高騰する可能性もある。
英紙『デイリー・スター』は、マドリーがウーデゴールの評価額を5000万ポンド(約75億6000万円)にまで引き上げる可能性があると伝えた。1月にアーセナルへレンタルされた時点での評価額は3000万ポンド(約45億3000万円)だったとされている。チェルシーやリバプール、パリ・サンジェルマンなどもウーデゴールの獲得に関心を示すことが予想され、資金力に劣るアーセナルは争奪戦で劣勢を強いられると見込まれている。
英メディア『フットボール・ロンドン』は独占情報として、ウーデゴール自身がアーセナルに残りたいという希望を親しい友人に語ったと伝えている。完全移籍での獲得はアーセナルにとって困難であり、再度のレンタルが現実的だという見通しも示されている。
ウーデゴールを引き留められないのであれば、アーセナルは他の選手の補強を考える必要があるかもしれない。ユベントスのFWパウロ・ディバラやベティスのフランス代表MFナビル・フェキルの獲得に動く可能性があるという憶測を伝えているメディアもある。
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