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日韓戦完敗の韓国、協会会長が国民に謝罪声明「競技力不足で不安を感じさせた」

text by 編集部 photo by Getty Images

イ・ガンイン 吉田麻也
【写真:Getty Images】

 25日に行われた国際親善試合で日本代表と韓国代表が対戦し、日本代表が3-0で快勝を収めた。韓国サッカー協会(KFA)のチョン・モンギュ会長はこの結果について、26日に国民に向けた謝罪声明を出している。

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 国際親善試合としては約10年ぶりの開催となった日韓戦。海外組の招集不可などにより韓国の方が多くの主力メンバーを欠いていたとはいえ、日本は前半に山根視来と鎌田大地、後半に遠藤航がゴールを奪って危なげなく快勝した。

 メディアやファンからも激しい批判が集まる中、KFAは会長の名前により試合翌日に謝罪を行った。「困難な状況の中、感染対策に最善を尽くして試合を無事に行えたが、競技力の不足に関して大きな不安を感じさせた点について心からの謝罪の言葉を申し上げる」と公式SNSに声明文を掲載している。

 “ゼロトップ”の失敗など、パウロ・ベント監督の采配も批判の対象となっているが、協会は監督を擁護。「今回の敗北についてベント監督にのみ非難が集まるのはフェアではないと思う。最高の状態で試合を行えるように完全なサポートができなかったサッカー協会の責任が大きい」と述べた。

 2022年ワールドカップ・アジア2次予選でここまで2勝2分けを記録しグループ2位となっている韓国代表は、6月から予選の戦いを再開する。「問題の原因を正確に把握し、ワールドカップ予選では生まれ変わった代表チーム、喜びと希望を与えられる代表チームになるように万全を期したい」とチョン・モンギュ会長はチームの復調を誓っている。

【了】

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