【写真:Getty Images】
U-24日本代表は26日、SAISON CARD CUP 2021でU-24アルゼンチン代表と対戦し、0-1で敗れている。Jリーグで活躍中のMF三笘薫は無得点に終わった。三笘にとって、今後のA代表入りに向けても海外移籍が必要だろう。
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東京五輪世代では久保建英や三好康児、中山雄太や板倉滉などすでに海外でプレーする選手も多い。現在は横浜F・マリノスでプレーするが、前田大然もポルトガルでプレーしていた。必ずしも海外移籍で成功するというわけではないが、海外でのプレー経験は三笘の今後に活きるはず。
昨季のJリーグでは途中出場が多い中で13得点12アシストとブレークした三笘。今季も王者川崎フロンターレで7試合1得点2アシストを記録し、今後の飛躍に期待がかかる。Jリーグでは左サイドを無双できる三笘だが、アルゼンチン戦は無得点。前半27分、得意のドリブル突破で左サイドを切り裂く。最後はフィジカルで弾き返されゴールに繋がらなかった。今後、世界レベルのフィジカルと身体能力の高いDFを抜く技術をさらに磨くためにも海外移籍は必要になるだろう。では、どのリーグでプレーするべきなのか。
もちろん、欧州5大リーグのクラブで主力としてプレーすることが望ましい。だが、そこで出場機会が与えられず宝の持ち腐れとなるのはもったいない。例えば南米のような技術とフィジカルを必要とする国で力をつけるのも良いだろう。または日本人も多く在籍するベルギーでステップアップするのも一つの手だ。
もしくはブンデスリーガの中堅クラブでプレーし、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントといった世界の強豪と対戦するのも良い。スペイン語の話せる久保でさえ苦戦しているスペインや攻撃的な日本人選手の活躍が少ないセリエAは難しいかもしれない。
三笘にとってはオランダやベルギーなどで経験を積んでから、フランスやドイツ、イングランドなどの欧州5大リーグに挑戦する方が現実的だろう。日本代表の底上げにも三笘は早く海外に行くべきだ。
【了】