久保建英は「文句を言う前に…」
――ボールがないところで久保が倒されました。
「これがサッカーです。文句を言う前に足で応えなきゃいけない」
――それにしても、U-24アルゼンチン代表は素早いプレスで囲んできます。
「本当にそうですね。名古屋グランパスみたい」
――右サイドの角度のない位置で得たCK。久保は直接狙ってきました。
「間違いなく普通の選手じゃないですね」
――三笘と旗手怜央の川崎フロンターレコンビが下がり、左サイドに古賀太陽と相馬勇紀が入りました。
「残念ですが、今日は左サイドからあまり危ないシーンを作れなかった。相馬は起点になりそうだね」
――チャンスは作るのですが、U-24日本代表はゴールが遠いですね。
「アルゼンチンのような相手はもちろん、結果や試合状況によってアプローチを変えてきます。立ち上がりは高い位置からプレッシャーをかけていましたが、リードしたまま終盤を迎えると、引いて守ってカウンターを狙います。U-24日本代表はチャンスを活かしたいですが、後ろも気を付けないといけません」
――久保が右足を振り抜きましたが、シュートは外れました。
「いやー。これは惜しかった!」
――サガン鳥栖の林大地が入ります。
「林は開幕から好調なので期待したいですね! 得点の匂いのある選手です。5分しか残ってないけど」
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