「アルゼンチンにはまだ残りのギアがあるみたい」
――19分までで2度、U-24日本代表はクロスバーに助けられました。
「守備面では困っていますね。U-24アルゼンチン代表はアグレッシブに攻めていて、U-24日本代表のディフェンダーは少しビビッていそう」
「もちろん、U-24アルゼンチン代表のフィジカル面もすごいけど、U-24日本代表は球際以前に、精神的に負けているケースもあると思う」
――ただ、攻撃面ではチャンスも作れていますね。田川亨介に惜しいミドルシュートがありました。
「田川は惜しかった。相手の準備が整う前にシュートを蹴るのは良い選択だと思います」
――三笘がボールを持つと、U-24アルゼンチン代表は複数の選手で対応していますね。
「U-24アルゼンチン代表のスカウトはDAZNをしっかり見てるね!(笑)」
――単なる親善試合ではなく、真剣勝負という雰囲気を感じます。
「その通りです。五輪本番前にこのようなテストができるのは、U-24日本代表にとって非常にいい機会だと思う」
――前半は0-1で終わりました。
「U-24日本代表がいいときもあったが、前半を通してやっぱり『差がある』ということですね。U-24アルゼンチン代表にはまだ残りのギアがあるみたい。100%は出してなくて、まだ余裕がありそう」
――U-24日本代表が反撃するためには何が必要でしょうか。
「守備がより堅くなれば、攻めるときにもう少し人数をかけてチャンスが作れるのかな。ただ、100%になったときのU-24アルゼンチン代表は怖いと思う」
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