【写真:田中伸弥】
国際親善試合、日本代表対韓国代表が25日に行われた。試合は日本が3-0の勝利を収めた。
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国際親善試合としては10年ぶりの日韓戦。今回敗戦を喫すると韓国代表に3連敗となっていたが、日本の勝利に貢献した一人がFW大迫勇也だ。所属するブレーメンでは結果が出ず不調だったが、代表戦で復調の兆しを見せた。
前半16分、守田英正のスルーパスは韓国DFキム・ヨングォンがブロックするが、浮き球となったボールに大迫が反応。”カンフー”のようなジャンピングヒールでキム・ヨングォンとナ・サンホの間を通す絶妙なスルーパスを山根視来に通す。山根は右足を振り抜き、クロスバーに当たったボールはゴールに吸い込まれた。山根は代表デビュー戦でいきなり代表初ゴールとなった。
さらに27分、センターライン付近でボールを受けた大迫が右サイドを抜けた鎌田にパスを供給。鎌田はそのままドリブルでペナルティエリア内に侵入し、右足のシュート。これがゴール左に決まり、日本がリードを2点に広げた。その後、CKから遠藤航のヘディングが決まり、日本が3-0の勝利を収めた。
スポーツのデータを取り扱う『Opta』によると、大迫が2得点に関与したのは国際Aマッチでは2019年1月のアジアカップ準決勝イラン戦以来となるという。その時、大迫はイランに2ゴールを決めている。
所属するブレーメンでは今季ここまで17試合に出場し、0得点1アシスト。調子を落としていた日本のエースだが、韓国戦では圧倒的なボールキープ力でタメを作るなど、その能力を遺憾なく発揮。ゴールとはならなかったものの、2アシストでインパクトを残した。
【了】