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【写真:Getty Images】
サンティアゴ・アスカシバル(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
生年月日:1997年2月25日(24歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト
すでにA代表で4試合の出場歴を持つ、東京五輪世代屈指の実力と実績の持ち主だ。小柄ながらエネルギッシュで、プレースライルはどう猛かつ狡猾な、いかにもアルゼンチン人らしいセントラルMFである。
狙った獲物は逃さない、抜群のボール奪取力が最大の武器。エストゥディアンテスから早くに欧州へ渡り、2017年2月にドイツ上陸。シュトゥットガルトでは浅野拓磨とチームメイトだった。昨年1月にはヘルタ・ベルリンへとステップアップを果たすなど、欧州でも高い評価を獲得している。
【写真:Getty Images】
サンティアゴ・コロンバット(クラブ・レオン/メキシコ)
生年月日:1997年1月17日(24歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:3試合出場/0得点1アシスト
カリアリやペルージャ、エラス・ヴェローナなどイタリアでの経験が豊富な左利きのセントラルMF。今季前半戦まで約1年半プレーしたベルギー1部のシント=トロイデンVVでは多くの日本人選手たちとも共闘していた。
ただ、冬の市場で出場機会を求めてメキシコのクラブ・レオンへ期限付き移籍することに。今のところその目論見が奏功してU-24代表への復帰も果たした。現状は当落線上の1人だが、主役不在の間にアピールして東京五輪本大会出場に望みをつなげたい。
【写真:Getty Images】
マティアス・バルガス(エスパニョール/スペイン)
生年月日:1997年5月8日(23歳)
U-23アルゼンチン代表通算成績:3試合出場/1得点2アシスト
ベレス・サルスフィエルドではデ・ラ・フエンテと同期にあたるが、バルガスはいち早く欧州に飛び出し、2019年夏に当時スペイン1部を戦っていたエスパニョールとの長期契約にサイン。クラブを2部降格の危機から救えなかったのもの、渡欧1年目でリーグ戦21試合に出場した。
2018年にA代表デビュー済みで、実績面は申し分なし。左右のウィングを中心に攻撃的なポジションを幅広くこなせる汎用性があり、今回の遠征では10番を託されている。ただ、アルゼンチンの若手世代には攻撃的なタレントが豊富にいる。東京五輪まで限られた時間の中で、本大会出場に向けては猛アピールが必要だ。