【写真:Getty Images】
【ベルギー代表 3-1 ウェールズ代表 カタールワールドカップ欧州予選グループE第1節】
カタールワールドカップ欧州予選グループE第1節、ベルギー代表対ウェールズ代表が現地時間24日に行われ、3-1でベルギー代表が勝利した。
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先制したのはウェールズ代表で、ガレス・ベイルのスルーパスを受けたハリー・ウィルソンが10分にゴールを決めた。しかし、ケビン・デ・ブライネのゴールで22分に追いついたベルギー代表は、その6分後にトルガン・アザールが逆転ゴールを決める。73分にはロメル・ルカクがPKを成功させて、点差を2点に広げた。
デ・ブライネのスーパーゴールが逆転の口火を切った。左サイドからパスを受けたデ・ブライネは、思い切りよく右足を振り抜く。ファーサイドに飛んだシュートはGKが触れられず、ゴールネットを揺らした。
デ・ブライネがシュートを放ったのは、ペナルティエリアの外で、やや左寄りの位置だった。ゴールまでは約25m近く距離があったが、相手の寄せられない位置に正確にトラップ。アウト気味の回転をかけるシュートは、この位置しかないというコースに飛んだ。デ・ブライネの正確無比なテクニックが生んだ同点弾だった。
28分にはデ・ブライネとのパス交換からトマス・ムニエがクロスを上げ、ファーサイドから走りこんできたトルガン・アザールがヘディングシュートを決めた。72分にはゴール前にこぼれたボールに詰めたドリース・メルテンスが倒されてPKを獲得。クロスを上げたムニエに絶妙なパスを送ったのもデ・ブライネだった。
データサイト『Whoscored.com』は、逆転勝利をおぜん立てしたデ・ブライネに8.7という最高評価を与えている。1試合にキーパス4本は驚異的な数字で、ドリブル4回とともに両チームトップのスタッツ。まさに司令塔と呼べる働きで、ベルギー代表の攻撃を組み立てていた。
【了】