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【写真:Getty Images】
チョン・ウヨン(フライブルク/ドイツ)
生年月日:1999年9月20日(21歳)
韓国代表通算成績:出場なし(初招集)
世界的名門バイエルン・ミュンヘンの下部組織で育った異色の経歴の持ち主で、現在はフライブルクに所属している。今季はブンデスリーガ1部で20試合に出場しており、その実績が評価されてパウロ・ベント監督率いるA代表から初招集を受けた。身長179cmと体格にも恵まれ、ウィングでのプレーには推進力と迫力が備わっている。
ソン・フンミンやファン・ウィジョらが不在のなか、欧州トップリーグでプレーする逸材に対する韓国国内での期待は大きい。日韓戦でA代表デビューし、結果を残せば一気に飛躍する可能性もある。同世代のイ・ガンインとの共演も「とても楽しみ」と語ったが、バレンシア所属の至宝はベンチスタートとなりそうだ。
【写真:Getty Images】
ナ・サンホ(FCソウル)
生年月日:1996年8月12日(24歳)
韓国代表通算成績:13試合出場/2得点0アシスト
光州FCのエースとして2018年にKリーグ2部得点王とMVPを獲得し、同年11月に1部リーグでの経験がないまま韓国代表に初招集された。そして2019年にはFC東京へ移籍し、Jリーグ参戦も果たした。
しかし、日本では思うような結果を残せず、2020年は城南FCへ期限付き移籍。今年からはFCソウルでプレーしている。代表招集は2019年12月のE-1で日韓戦に出場して以来のこと。今季はKリーグ1部で開幕から全6試合に出場して3得点と好調で、この勢いを韓国代表にも持ち込みたい。ソン・フンミンらが不在の状況では攻撃のキーマンになるかもしれない。
【写真:Getty Images】
イ・ジョンヒョプ(慶南FC)
生年月日:1991年6月24日(29歳)
韓国代表通算成績:26試合出場/6得点1アシスト
2018年に湘南ベルマーレでもプレーした長身ストライカー。2015年1月のアジアカップ直前に韓国代表デビューを飾ったが、E-1で3連覇を経験した以外、大きな国際舞台は踏んでこなかった。それでもファン・ウィジョらがいない今回の日韓戦は大きなチャンスだ。
近年は度重なる負傷の影響などでやや低迷しており、昨年も釜山アイパークのKリーグ2部降格を阻止できず。リーグ戦では昨季が6得点、慶南FCへ移籍した今季もKリーグ1部で4試合に出場しいまだ無得点と苦しんでいる。日韓戦を復活へのきっかけにしようと燃えているに違いない。