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日本代表 4年前

【日本代表スタメン案】初招集組で最も期待したい選手は…韓国戦の先発イレブンを厳選

日本代表は25日、日産スタジアムで行われる国際親善試合で韓国代表と対戦する。“アジアの虎”相手には現在連敗中だが、森保ジャパンは果たしてどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

text by 編集部

連敗中の日韓戦へ

日韓戦予想フォーメーション
韓国代表戦のスタメン案

 森保一監督率いる日本代表は25日、国際親善試合で韓国代表と対戦する。

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 18日に発表されたメンバーには南野拓実や吉田麻也といった選手が順当に選出。国内からは山根視来や江坂任など、計8名が初招集を果たすことになった。

 親善試合で韓国代表と対戦するのは10年ぶりのこと。対戦自体は2019年のEAFF E-1サッカー選手権以来となる。現在“アジアの虎”に対しては連敗中なだけに、ここで一つポジティブな結果を手に入れたいところである。

 森保監督は韓国代表戦を前にした会見で「コンディションを確認した上でベストなメンバーを見出したい」と話し、続けて「(不可能だけど)できれば招集したすべての選手に先発で出て欲しいです」とも話している。「ベストなメンバー」「全選手に先発して欲しい」。これらのコメントを踏まえた上で、韓国代表戦のスタメン案を紹介していきたい。

 GKは権田修一でいいだろう。森保ジャパンにおける正守護神であることは間違いなく、コンディション等に大きな問題がない限り西川周作と前川黛也を抑え先発で起用されるはずだ。清水エスパルスでも好パフォーマンスを見せているだけに、不安な部分は極めて少ない。

 センターバックの一角は冨安健洋だ。守備の国イタリアでも高評価を連発する同選手は、今や日本代表に欠かせない存在となった。強さに速さに巧さに賢さ…。すべてをハイレベルに備える若きDFをスタメンに推さない理由はない。

 冨安の相棒には恐らく吉田麻也が入るだろう。ただ、同選手は週末のリーグ戦に出場してすぐに帰国というハードなスケジュールを強いられており、本番に向けコンディションを万全に整えられるとは限らない。実力もすでにわかっているだけに、ここでは名古屋グランパスの堅守を支えている中谷進之介を抜擢してもいいかもしれない。可能性は低いだろうが、見たい選手の一人である。

 右サイドバックは山根視来だ。川崎フロンターレで不動の地位を築く13番は、今回の初招集組で最もチェックしておきたい人物。持ち味である縦へのランニングやドリブルで右サイドを活性化できるか注目したい。

 左サイドバックには小川諒也を推す。24歳、今後の日本代表を担っていく可能性を秘めた選手であり、ここで長い時間見ておく必要はあるだろう。非凡なパフォーマンスを示すことができれば、長友佑都の後継者候補に一気に躍り出ることができるのは確かだ。

遠藤航は欠かせない。大迫勇也は…

 中盤を引き締めるという意味でも、今やブンデスリーガ屈指のMFとなった遠藤航の起用は外せない。対人守備の強さとボール奪取後の素早い判断力は、韓国代表戦でも必ず大きな効果を生み出すはずだ。

 その遠藤の相棒には今回が初招集となった川辺駿を起用してみてはどうだろうか。豊富な運動量、正確な技術とゴールに向かう推進力がある選手で、守備でも危険なエリアを的確にカバーしてチームに貢献できる。同ポジションの遠藤や柴崎岳といった選手とはまた少し違うタイプで、ハマればかなり面白い存在となりそうだ。

 右サイドハーフにはベルギーのヘンクで好調を維持する伊東純也を推す。同選手の非凡なスピードを活かした縦への突破は、これまで何度も森保ジャパンにおいて脅威となってきた。もちろん、韓国代表相手にもその威力は発揮されるだろう。

 トップ下には鎌田大地を推す。所属するアイントラハト・フランクフルトで好調を維持しているだけに、やはり長い時間見たい選手だ。2列目からの動きで得点だけでなくアシストも期待できる同選手の働きは、この試合でも重要となってくるだろう。

 南野拓実は日本代表において中央での起用が多かったが、韓国代表戦では左サイドハーフで起用するか。鎌田とは違いより得点に特化したタイプで、サウサンプトンで見せているようにサイドから中へという動きを多く取り入れることで、味方にスペースを供給したりボールを引き出せる。この形で鎌田との共存が生きれば、森保ジャパンの攻撃の幅も広がるだろう。

 そしてワントップはこれまで大迫勇也が不動だったが、所属クラブで好調を維持する浅野拓磨を推す。縦への速さは大きな武器となるはずで、流れの中では南野とポジションを入れ替えサイドに流れたりと、多彩なアクションを混ぜることも可能となるはず。パルチザンとは違う最前線というポジションで結果を残すことができれば、日本代表にとっても明るいニュースとなるだろう。

【了】

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