【写真:舩木渉】
日本代表は24日、翌日に行われる国際親善試合の韓国代表戦に向けて最終調整を行なった。
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グラウンドには選手23人全員が姿を見せ、まずはランニングから開始。その後、フィールドプレーヤー20人は2つのグループに分かれてボール回しに移った。概ね国内組や代表での経験の浅い選手たちと、海外組中心の2つのグループができあがっていた。
練習は冒頭15分間のみが報道陣に公開され、その後は非公開に切り替わった。日本代表は練習前にミーティングを行ない、日韓戦前日練習では最後の戦術確認などに時間を割いたとみられる。
午前中に開かれた前日記者会見で森保一監督は「ベストメンバーで臨みたい」と明かしていた。23日からチームに合流しているDF吉田麻也やMF守田英正も、コンディションに問題なければスタメンの有力候補だろう。
これまでの森保ジャパンで主力を担ってきた選手たちが「ベストメンバー」になるとするならば、GK権田修一やDF冨安健洋、吉田、MF遠藤航、MF南野拓実、FW大迫勇也は変わらず中央で軸になるはずだ。
DF酒井宏樹やDF長友佑都が不在の両サイドバックでは、国内組が起用されることになりそう。右サイドは川崎フロンターレで躍動するDF山根視来、左サイドは安定感と守備力に長けるDF佐々木翔にチャンスが回ってくるか。
遠藤の相方にはポルトガル1部サンタ・クララで急成長中の守田、右ウィングにはベルギー1部で二桁得点を達成したMF伊東純也が順当な人選。流動的なのは左ウィングで、FW浅野拓磨やMF鎌田大地、MF古橋亨梧など複数のオプションが考えられる。
吉田は日韓戦を「日本代表で戦う以上、最も大切な試合」と位置づけていた。さらに、若い選手たちにも「キャリアのなかで一番大事になる試合というのは意識してほしい」と説いていた。海外組も参加しての国際親善試合で韓国代表と対戦するのは10年ぶり。ホームで何としても勝利をもぎ取りたいところだ。
(取材・文:舩木渉)
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