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日本代表戦で新たな応援体験を。日韓戦とU-24アルゼンチン戦で選手と同じ空間を共有できる「The Blue XR」を提供

text by 編集部 photo by JFA

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【写真提供:JFA】

 日本サッカー協会(JFA)は日本代表サポーティングカンパニーのKDDI株式会社とともに、新たな応援体験「The Blue XR」を提供すると発表した。

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 今回の「The Blue XR」は25日にA代表が挑む国際親善試合の韓国代表戦と、26日にU-24日本代表が戦うSAISON CARD CUP 2021のU-24アルゼンチン代表戦で体験することができる。

 スマートフォン向けアプリ「au XR Door」を通じ、360度を見渡せるスタジアム空間のXR体験や、5G回線を活用することによって360度視点でU-24日本代表の試合前ウォーミングアップのリアルタイムの様子を視聴できるという。

「XR」とは「VR」(仮想現実)、「AR」(拡張現実)、「MR」(複合現実)など最先端のテクノロジーを活用し、映像や音声などによって新たな「現実体験」をまとめて表現したもの。

 JFAとKDDIが提供する「The Blue XR」でも、日本代表やU-24日本代表の様子をリアルタイムで、その場にいるかのような感覚で体験することができる。入り口となる360度を見渡せるスタジアム空間からは、試合情報や選手インタビュー、U-24日本代表の合宿風景の舞台裏など様々なコンテンツを楽しむことができる。

 なお試合開催を前に、18日から360度カメラで撮影した過去の日本代表のスペシャル映像が「The Blue XR」内で公開されている。「au XR Door」アプリは手元のスマートフォンから誰でも利用できる。

 新型コロナウイルスの影響によりスタジアムへの入場者数が制限されるなか、自宅などさまざまな場所から手元のスマートフォンを通じて会場の熱気を感じ、選手たちと一体になった気分で応援できる新たな取り組みだ。

 日本代表のFW浅野拓磨は「(日本で)サポーターの皆さんと一緒に戦えること、画面越しで応援してくれている人たちとも、同じ国にいて一緒に戦えるのは僕たちにとっても大きな力になると思うので、そういった意味ではすごく楽しみですし、最近なかなか味わうことのできなかった力であったり、後押しを感じながらプレーできるのは嬉しい」と話していた。

 スタジアムに足を運べないファン・サポーターも、テレビ観戦のみならず、手元のスマートフォンや「au XR Door」のアプリを通じて国と国のプライドをかけた戦いに挑む選手たちに熱いエールを送ってみてはいかがだろうか。

【了】

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