【写真:Getty Images】
今後も長年にわたってバルセロナの右サイドを担っていく存在となるかもしれない。ラ・リーガでの初ゴールを含めて2得点を挙げる活躍を見せたアメリカ代表DFセルジーニョ・デストの評価が大きく高まっている。
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現在20歳のデストはオランダの名門アヤックスで育ち、トップチームでの活躍を経て昨年夏にバルセロナへ移籍。バルサの公式戦で初めてプレーしたアメリカ人選手となった。
スペインでも順調に出場機会を得ることに成功し、レアル・マドリードとのエル・クラシコ出場やチャンピオンズリーグでのバルサ初ゴールなどで“アメリカ人初”の記録を他にもいくつか達成。21日に行われたレアル・ソシエダ戦ではラ・リーガでアメリカ人選手初となる1試合2得点も達成した。
バルサが6-1の勝利を収めたこの試合では2得点1アシストを含めて4点に関与したリオネル・メッシが圧巻だったが、デストもメッシに並ぶ主役の一人だったとして高い評価を受けている。前半43分にはメッシからの絶妙なラストパスを受けて最前線に飛び出しリーガ初得点を記録。さらに53分にも果敢にゴール前に飛び込んで自身2点目を挙げた。
バルセロナにとっては、まさに過去数年間探し続けていたピースなのだろうか。スペインメディアでは、2016年に退団するまで右サイドに君臨し続けていたダニ・アウベスの後継者がようやく現れたとしてデストを絶賛。「2016年以来最も印象的な右サイドバック」「アウベスの残した穴をついに埋める存在になるかもしれない」と『マルカ』紙は記している。