【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのベネヴェントに所属するアルゼンチン代表FWアドルフォ・ガイチは、今後ビッグクラブへと飛躍していく選手となるかもしれない。代理人が他クラブからの関心を認めつつ、今後に向けた見通しを語っている。
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長身ストライカーであるガイチは母国のサン・ロレンソやアルゼンチンの年代別代表で活躍し、2019年にはA代表にもデビュー。昨年夏にロシアのCSKAモスクワに加入したあと、今年1月からはベネヴェントにレンタルされている。
そのイタリアの地でも早くも結果を出しつつある。初先発を飾ったスペツィア戦で移籍後初ゴールを挙げたのに続いて、21日に行われた第28節の試合ではアウェイで王者ユベントスを撃破する殊勲の決勝ゴールを挙げた。
代理人のパブロ・カロ氏はイタリア『FCインテルニュース』のインタビューに答え、ビッグクラブからの関心も認めている。インテルやミラン、ユベントスなどからの関心が噂されていたことについて、「確かに関心を示されたことはあったし、情報照会もあった。だが本当に具体的な話にはならなかった」と語っている。
イタリアでの第一歩はベネヴェントで踏み出したが、今後はより上位のクラブで活躍することも代理人は期待。「セリエAで素晴らしい未来が待っていることを願っている。フィオレンティーナでの(ガブリエル・)バティストゥータ、パルマやインテルでの(エルナン・)クレスポのように。いつかインテルやミラン、ユベントス、ローマのようなチームに行ける可能性があることを期待したい」と展望を示した。
そのガイチはU-24アルゼンチン代表に招集されており、26日と30日に行われるU-24日本代表との2試合の国際親善試合に参加予定。セリエAでも頭角を現し始めたFWは日本にとって大きな脅威となるかもしれない。
【了】