【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するFWエリック・マキシム・シュポ=モティングが、信じがたいような理由でカメルーン代表の試合を欠場することになったようだ。カメルーンサッカー連盟が、バイエルンに送付するはずの代表招集Eメールを誤ったメールアドレスに送信したのだという。
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カメルーン代表は26日と30日にアフリカネイションズカップ2021予選の2試合を戦う予定。すでに予選突破を決めてはいるが、来年1月に開催される本大会に向けた貴重なテストの機会となる。
シュポ=モティングはこの2試合に向けた予備招集メンバーに含まれていたが、その後発表された最終メンバーには含まれず。バイエルンでは先週末のシュトゥットガルト戦にも交代出場しており、負傷などが理由ではなさそうだった。
独紙『ビルト』などが伝えたところによれば、シュポ=モティングがカメルーン代表から外れたのは、同国サッカー連盟によるあまりにも基本的なミスが原因だとみられている。代表招集を通知するEメールをバイエルンに送信するはずが、別の誤ったアドレスに送信してしまったよだ。
バイエルン専門メディア『ババリアンフットボールワークス』は、シュポ=モティングの父親にインタビューを行ったコメントを伝えている。「確認を取ったところ、バイエルンは招集を受け取っていないと言っている。間違ったEメールアドレスに送ってしまったようだ。プロフェッショナルにあるまじきことだと思う」と父親は語っている。
シュポ=モティングはカメルーン代表として通算55試合に出場して15得点を記録しており、現在のチームで最も実績あるFWの一人。バイエルン加入が決まった直後だった昨年10月の日本代表戦も欠場しており、今回招集されれば2019年7月以来の代表戦となるはずだった。
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