【写真:Getty Images】
日本代表は23日、招集メンバー23人が揃った。全員が25日に行われる国際親善試合の韓国代表戦に出場できる見込みだ。
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前日の練習の段階で合流していなかったDF吉田麻也、MF守田英正、そして追加招集の脇坂泰斗も22日のうちに宿舎へ到着。海外組の吉田と守田は帰国翌日から3日連続での新型コロナウイルス検査を受けられなければ日韓戦に出場できなくなる可能性もあった。
だが、2人とも23日から試合当日の25日まで検査日程を確保でき、3日連続で陰性判定が出れば日韓戦でピッチに立つことができる。反町康治技術委員長も急きょ開催されたオンライン会見「少し便が限られている中、昨日(22日)中に日本に入国できた場合には韓国戦に出場することが可能だという情報は入っております。そのために準備をしてここまでこぎつけた形です」と吉田と守田が出場資格を得られる見込みであることを明かした。
23日の練習前には斉藤俊秀コーチが新型コロナウイルス陽性判定を受けて隔離されていることも明らかになったが、これは選手に先駆けて21日に宿舎入りした際の検査で判明したもの。他のスタッフや選手たちに濃厚接触者はおらず、練習も試合も予定通り行われることが発表されている。
ポルトガル1部のサンタ・クララに移籍後初めての日本代表入りとなった守田は「海外へ移籍したうえでこうやって呼ばれているのは名誉なこと」と話し、高いモチベーションを維持して帰国した様子。日韓戦までに残された時間は短いが、全員集合した日本代表は万全の態勢で大一番を迎えることができそうだ。
(取材・文:舩木渉)
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