サイドバック(2)
DF:古賀太陽(こが・たいよう)
所属クラブ:柏レイソル
生年月日:1998年10月28日(22歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/0得点
2021リーグ戦成績:5試合出場/0得点
古賀太陽は柏レイソルを代表する選手の1人へと成長している。2018年のアビスパ福岡への期限付き移籍をきっかけに出場機会を掴み、ここ2シーズンは主力としてプレー。19年12月のEAFF E-1 サッカー選手権でA代表デビューを果たし、昨季はゲームキャプテンを務めるなど、その成長は高く評価されている。
元々は右利きだったが、左サイドバックでプレーすることが多い。左足からでも精度の高いボールを蹴ることができ、意図的に左利きのようなボールの持ち方を見せることもある。182cmと身長もあり、空中戦にも強さを見せる。センターバックでプレーすることのできるユーティリティ性は、この世代の日本代表で重宝されるだろう。
DF:中野伸哉(サガン鳥栖U-18)
生年月日:2003年8月17日(17歳)
2020リーグ戦成績:14試合出場/0得点
2021リーグ戦成績:6試合出場/0得点
少なくとも1年前の段階で、東京五輪代表候補に中野伸哉の名前を挙げる者はほとんどいなかった。2003年生まれの中野は、昨年8月1日のFC東京戦でJリーグデビュー。金明輝監督率いるサガン鳥栖で着実な成長を遂げているが、まだ17歳。正式な所属はトップチームではなくU-18である。
左サイドバックだが、3バックの際は左のセンターバックと左ウイングバックでプレーできる。167cmと小柄で、公表されている体重は47kg。それでも、的確なポジショニングと足元の技術には高いものがあり、ベガルタ仙台戦では2アシストをマークしている。
中野のパフォーマンスは、鳥栖の開幕6戦無失点という素晴らしいスタートダッシュに貢献している。屈強なU-24アルゼンチン代表の選手に対して、17歳の中野はどのようなプレーを見せるのだろうか。
【了】