【写真:Getty Images】
長年にわたってマンチェスター・シティのエースストライカーに君臨してゴールを量産し、近年のシティ躍進の立役者の一人となったFWセルヒオ・アグエロ。その活躍ぶりはデビュー戦から凄まじいものだった。
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アグエロはすでにアトレティコ・マドリードで確かな実績を残していたとはいえ、プレミアリーグ初挑戦の選手は適応に苦戦するケースも少なくはない。だがそんな一般論もこの男には全く当てはまらなかった。
2011年夏にシティに加入したアグエロはスウォンジー・シティをホームに迎えたプレミアリーグ開幕戦にベンチ入り。チームが1点を先制したあと59分に交代で投入されると、そこから30分あまりのプレー時間で2得点1アシストを記録する鮮烈なデビューを飾った。
その得点もアシストも全てが圧巻。まずはゴール前を横切るマイカ・リチャーズからのクロスに合わせて1点目を挙げ、続いてGKの頭上を抜いたあと浮き球をダイレクトで後方へ折り返す派手なプレーでダビド・シルバのゴールをアシスト。極めつけは後半アディショナルタイム、エリア手前右からの強烈なミドルをゴール左隅に突き刺して4-0の大勝を締めくくった。
昨季からは度重なる負傷に苦しめられ続けており、契約の満了する今季限りでのシティ退団も噂される。だがすでにクラブの歴代最多得点者でもあるアグエロがシティの伝説として長く語り継がれることは間違いない。