【写真:舩木渉】
日本代表は22日、横浜市内で合宿初日の練習を行った。
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参加した選手は招集されている23人のうち20人。欧州からの帰国が間に合わずまだ合流していないDF吉田麻也とMF守田英正、追加招集が発表されたばかりの川崎フロンターレMF脇坂泰斗を除く全選手がグラウンドに姿を見せた。
最初は全員でランニングとストレッチをして、週末にJリーグで試合に出場した選手や欧州で公式戦をこなしてきた選手は練習終了。全員リラックスした様子で積極的にコミュニケーションをとりながらメニューをこなし、選手たちの表情には笑顔も多く見られた。
初日からスパイクを履いていた選手は少なく、残って練習を続けたのは週末に試合のなかった横浜F・マリノス所属のDF松原健とDF畠中槙之輔、Jリーグで出場しなかった柏レイソルのMF江坂任、サウサンプトンでFAカップに出ていないMF南野拓実、そしてGKの前川黛也の5人のみ。
ただ、この5人もパス回しと1人2本ずつのシュート練習をこなして引き上げていった。合宿初日は全体的に軽めで、各選手がコンディション調整を意識してのトレーニングとなった。
週末のJリーグや欧州リーグの公式戦に出場していた大半の選手がランニングとストレッチのみでバスに乗り込んでいったなか、唯一他の5人の練習が終わるまでグラウンドに残っていたのはGK権田修一だ。超ストイックな守護神は1人でスプリントやランニングを繰り返し、心拍数を上げるようなトレーニングをこなして帰路に着いた。
試合に向けた調整方法は人それぞれだが、リカバリー重視の日にあえて追い込む姿を見るだけで、権田の日々の準備に対する取り組み方や試合への意気込みの強さを感じられる。小雨が降るなかで1人黙々と走る様子は非常に印象的だった。
(取材・文:舩木渉)
【了】