【写真:Getty Images】
【レアル・ソシエダ 1-6 バルセロナ ラ・リーガ第28節】
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ラ・リーガ第28節、レアル・ソシエダ対バルセロナが現地時間21日に行われ、1-6でバルセロナが勝利した。5得点は今季だけで3度あったが、6得点は今季初めて。主役になったのはリオネル・メッシだった。
37分に先制点の起点となると、43分にはセルジーニョ・デストのラ・リーガ初ゴールをアシスト。セルヒオ・ブスケッツの浮き球のパスに反応して4点目を決めると、左サイドの深い位置まで侵入したジョルディ・アルバの折り返しを左足で合わせて6点目を決めた。
データサイト『Whoscored.com』によると、2得点1アシスト、計4得点に絡んだメッシは、この試合で最高となる9.55という評価を与えられている。バルセロナ攻撃陣の多くが傑出したパフォーマンスを見せた中で、やはりこの男は圧巻だった。
フィニッシュの精度はもちろん、チャンスを生み出すプレーが抜群に巧い。ライン間でボールを受けたメッシは無数の選択肢から、最適なものを選んでいる。シュートは5本のうち3本を枠内に飛ばし、2本のキーパスを記録している。
ウエスカ戦では2つのミドルシュートをゴールネットに突き刺した。相手の寄せが甘くなった一瞬の隙を見逃さず、針の穴ほどのシュートコースを見事に撃ち抜いた。一方でこの日は、味方を活かすチョイスで得点への道筋を切り拓いている。
メッシがボールを持つとジョルディ・アルバは左サイドを駆け上がり、ペドリはサポートするために近くによる。彼らの関係性はレアル・ソシエダをもってしても止められない。ソシエダ戦のメッシは、満点に限りなく近いプレーを見せた。
【了】