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日本代表 4年前

日本代表全選手紹介(DF)。イタリアで活躍する二人は絶対的。手薄なポジションを埋める存在は現れるか?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

センターバック(2)

冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋(とみやす・たけひろ)
所属クラブ:ボローニャ(イタリア)
生年月日:1998年11月5日(22歳)
日本代表通算成績:21試合出場/1得点2アシスト

 吉田麻也の相棒にすっかり定着し、1998年生まれの現在22歳だが、今回もU-24ではなくA代表入りを果たすことになった。森保一監督も代表メンバー発表会見で「彼はずっとコアなメンバーとしてスタメンで出られるだけのプレーを続けてくれている」と若きセンターバックを高く評価している。

 所属するボローニャでも絶対的なスタメンとなっており、現地からの評価もかなり高い。速さ、賢さ、強さのほとんどが揃っており、CBだけでなく左右サイドバックもこなし、左足も難なく使いこなすなど、22歳にして非の打ち所が少ない。間違いなく、日本代表のこれからを担っていく存在だ。

畠中槙之輔
【写真:Getty Images】

畠中槙之輔(はたなか・しんのすけ)
所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1995年8月25日(25歳)
日本代表通算成績:7試合出場/0得点0アシスト

 2019シーズンのJ1優勝に貢献するなど、横浜F・マリノスでは主力中の主力として活躍している。日本代表招集は2019年のEAFF E-1サッカー選手権以来ということになったが、今回呼ばれた国内メンバーの中では比較的森保ジャパンを知っている選手であり、更なるアピールが期待されている。

 昨季はJ1でチーム1位となるインターセプト数、自陣空中戦数を記録するなど守備力は非凡。ただ同選手最大の持ち味は鋭い楔のパスにあり、この点に関してはJリーグトップレベルと言ってもいいだろう。日本代表における吉田麻也と冨安健洋の壁は高いが、CBの3番手には定着したいところだ。

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