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浅野拓磨の武器はスピードだけじゃない! 3得点に絡む活躍、ゴール前で見せた冷静な判断とは?

text by 編集部 photo by Getty Images
浅野拓磨
【写真:Getty Images】

【バチュカ 0-4 パルチザン セルビア・スーペルリーガ第28節】

 セルビア・スーペルリーガ第28節、バチュカ対バルチザン・ベルグラードが現地時間20日に行われ、0-4でパルチザンが勝利を収めた。この試合に先発した浅野拓磨は1得点1アシストの活躍で、パルチザンの快勝に貢献している。

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 試合が動いたのは44分。右サイドでボールを持った浅野が、縦に突破してクロスを上げる。ファーサイドにいたイゴール・ブヤチッチが、頭で合わせて先制に成功した。58分にはDFラインの裏を取った浅野が、ミロシュ・ヨイッチの浮き球パスに反応し、ワンタッチで冷静にゴールに流し込んだ。

 62分には浅野がドリブルで右サイドを突破してニアに折り返す。ジャン=クリストフ・バエベックのシュートはGKに弾かれたが、ラザル・マルコヴィッチが押し込んで3点目。浅野は3得点に絡む活躍で、73分にお役御免となっている。

 その後、パルチザンが1点を追加して試合は終了。パルチザンは16連勝を達成している。

 本来持っていた爆発的なスピードは、セルビアでも存分に活かされている。演出した2得点は、いずれも浅野の突破から生まれた。自身の得点も、動き出しの巧さで相手のDFの裏を取ったことでフリーになった。

 浅野はこれでリーグ戦の得点数を16とした。トップのミラン・マカリッチとは1得点差で、得点王を狙える位置につけている。浅野の武器はスピードだけでなく、ゴール前での冷静さも光る。前節では悪天候により劣悪なピッチコンディションだったが、正確なトラップからゴールを決めた。この日のゴールも前に出てきた相手GKの位置を見てニアに打ち抜く冷静さを見せた。

 浅野は日本代表に合流し、25日の韓国代表戦、30日のモンゴル代表戦に臨む。セルビアでゴールを量産するスピードスターは、日本代表でどのような活躍を見せるのだろうか。

●ゴール前でも冷静! 3得点に絡む浅野拓磨のプレーはこちら!


参照元:YouTube


【了】

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