【写真:Getty Images】
欧州5大リーグも後半戦に突入している。ここから各チームがそれぞれの目標に向かって、さらにギアを上げてシーズンを駆け抜けることだろう。
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データサイト『Who Scored』では、今季欧州5大リーグにおける様々なスタッツを紹介している。その中で、リーグ戦1試合あたりの平均インターセプト数が多い「最高のボールハンター」は果たして誰なのだろうか。
1~10位を見ると、いわゆるビッグクラブに所属する選手はおらず、中堅や下位クラブでプレーする選手の名が目立っている。攻められる回数が他より多く、その分インターセプト数が増えるということなのだろうか。
遠藤航と同じシュツットガルトに所属するコンスタンティノス・マヴロパノスやラツィオのチャンピオンズリーグ(CL)出場などに大きく貢献したフランチェスコ・アチェルビらを抑え、欧州5大リーグにおける平均インターセプト数で1位に立ったのは、アタランタに所属するアルゼンチン人DFクリスティアン・ロメロだ。同選手はセリエA先発19試合で平均3.6回という数字を叩き出した。
ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるアタランタは、オールコートでのマンツーマンディフェンスをベースに欧州で旋風を巻き起こしてきた。前線や中盤の選手はもちろんのこと、同クラブでは最終ラインの選手が敵陣までプレッシャーを与えることも珍しくない。
センターバックの22歳ロメロも例外ではなく、リスクを負いながらも積極果敢にボールホルダーへアタックしている。そのスタイルこそが、現時点での平均インターセプト数トップという成績に繋がっていると言えるのかもしれない。今後、この数字がどこまで伸びていくか注目していきたい。
『Who Scored』集計の平均インターセプト数ランキング・トップ10 ※20日時点、対象はリーグ戦先発10試合以上の選手
1位:クリスティアン・ロメロ(アルゼンチン/アタランタ)
平均インターセプト数:3.6回(21試合)
2位:アレクサンダー・ジク(ガーナ代表/ストラスブール)
平均インターセプト数:3.4回(24試合)
3位:ファビアン・セントンゼ(フランス/FCメス)
平均インターセプト数:3.3回(27試合)
4位:コンスタンティノス・マヴロパノス(ギリシャ代表/シュツットガルト)
平均インターセプト数:3.1回
5位:ジョナサン・パンゾ(イングランド/ディジョン)
平均インターセプト数:2.8回
6位:エリス・スキリ(チュニジア代表/ケルン)
平均インターセプト数:2.8回
7位:ディアディエ・サマセク(マリ代表/ホッフェンハイム)
平均インターセプト数:2.8回
8位:フランチェスコ・アチェルビ(イタリア代表/ラツィオ)
平均インターセプト数:2.8回
9位:ミラン・バデリ(クロアチア代表/ジェノア)
平均インターセプト数:2.8回
10位:グロディ・ヌゴンダ(DRコンゴ代表/ディジョン)
平均インターセプト数:2.8回
【了】