欧州5大リーグも後半戦に突入している。ここから各チームがそれぞれの目標に向かって、さらにギアを上げてシーズンを駆け抜けることだろう。

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　データサイト『Who Scored』では、今季欧州5大リーグにおける様々なスタッツを紹介している。その中で、リーグ戦1試合あたりの平均ドリブル成功数が多い「最高のドリブラー」は果たして誰なのだろうか。

　欧州5大リーグにおける現時点での平均ドリブル成功数1～10位をみていくと、若手選手が多く名を連ねていることがわかる。アンデルレヒトからレンヌへ移籍したベルギーの逸材ジェレミー・ドクは3.1回を記録しており、ヘルタ・ベルリン所属の21歳マテウス・クーニャは3.2回。ニューカッスル所属のザ・ドリブラーである24歳アラン・サン＝マクシマンは3.3回を記録した。

　ベテラン選手で名を連ねたのはボルドー所属の34歳ハテム・ベン・アルファ。その数は3.4回で、フランスリーグにおけるトップを記録した。

　そんな数々の選手を抑えトップに立ったのはやはりこの男、リオネル・メッシだ。バルセロナの絶対的エースはここまで平均4.4回のドリブル成功数を記録しており、1試合あたりの平均ドリブル数は7回となっている。なお、ネイマールは1試合平均5.2回のドリブル成功数を記録しているが、リーグ戦先発10試合未満のため今回は選外となった。

　メッシは先日行われたリーガ・エスパニョーラ第27節ウエスカ戦でも無双していた。ドリブル成功数は圧巻の6回を記録しており、先制点の場面では巧みなコントロールで寄せてきたDFを無力化し、見事なコントロールショットを沈めている。最終的に2得点1アシストで勝利の立役者となっていた。

　とくに年明け以降、好調を維持するメッシ。バルセロナがリーグタイトルを奪還するためにも、この男の力はまだまだ必要になる。

『Who Scored』集計の平均ドリブル成功数ランキング・トップ10　※20日時点、対象はリーグ戦先発10試合以上の選手

1位：リオネル・メッシ（アルゼンチン代表／バルセロナ）
平均ドリブル成功数：4.4回

2位：アダマ・トラオレ（スペイン代表／ウォルバーハンプトン）
平均ドリブル成功数：4.2回

3位：ロドリゴ・デ・パウル（アルゼンチン代表／ウディネーゼ）
平均ドリブル成功数：3.4回

4位：ハビ・ガラン（スペイン／ウエスカ）
平均ドリブル成功数：3.4回

5位：ハテム・ベン・アルファ（元フランス代表／ボルドー）
平均ドリブル成功数：3.4回

6位：アラン・サン＝マクシマン（フランス／ニューカッスル）
平均ドリブル成功数：3.3回

7位：マテウス・クーニャ（ブラジル／ヘルタ・ベルリン）
平均ドリブル成功数：3.2回

8位：ジェレミー・ドク（ベルギー／レンヌ）
平均ドリブル成功数：3.1回

9位：アミンヌ・アリット（モロッコ代表／シャルケ）
平均ドリブル成功数：3.1回

10位：ジェイドン・サンチョ（イングランド代表／ドルトムント）
平均ドリブル成功数：3回

【了】