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伊東純也が止められない! 意表を突く高難易度のシュートを含む2得点、昨季より大きく伸ばしている数字は…

text by 編集部 photo by Getty Images
伊東純也

【写真:Getty Images】

【ヘンク 2-2 スタンダール・リエージュ ジュピラー・プロ・リーグ第31節】

 ベルギー・ジュピラー・プロ・リーグ第31節、ヘンク対スタンダール・リエージュが現地時間19日に行われ、2-2の引き分けに終わった。日本代表の伊東純也はフル出場し、2得点を挙げている。

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 日本代表のメンバー発表から2日。伊東は今季リーグ戦の得点数を2ケタに乗せた。59分、ヘンクは中盤のインターセプトからテオ・ボンゴンダが浮き球のパスを送る。伊東は右サイドでこれを受けると、トラップで縦に持ち出し、思い切り右足を振り抜いてゴールネットを揺らした。

 72分には左サイドバックのヘラルド・アルテアガのクロスがファーサイドの伊東に渡る。右足のシュートはニアサイドを撃ち抜いた。1試合2得点はヘンク加入後初めて。リーグ戦10得点もJリーグ時代も含めてキャリアハイの数字で、今季は得点力の高さを見せている。

 リーグ公式サイトによると、伊東はここまで30試合に出場し、59本のシュートを放っている。90分平均のシュート本数は昨季の1.65から2.06に増加。シュートを打つ機会が増えていることが、ゴール量産につながっている。

 シュートが枠内に飛ぶ確率は昨季とさほど変わらないが、枠内シュートあたりのゴール率は27.8%から38.5%と大幅に上昇。決定力が上がっていることを示している。この日の2点目は目の前にいた相手選手の股を抜いた。少しアウト回転をかける難しいキックで、意表を突くようにゴールのニア側を狙うシュートだった。決定的な場面での得点感覚は研ぎ澄まされている。

 シュート数自体の増加もあるが、この日は技術の高さも見せた。韓国代表戦とモンゴル代表戦が控える日本代表でも、伊東のゴールに注目が集まる。


●内田篤人が称賛する伊東純也のプレーとは?

【了】

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