【写真:Getty Images】
欧州5大リーグも後半戦に突入している。ここから各チームがそれぞれの目標に向かって、さらにギアを上げてシーズンを駆け抜けることだろう。
【今シーズンのプレミアリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
データサイト『Who Scored』では、今季欧州5大リーグにおける様々なスタッツを紹介している。その中で、リーグ戦1試合あたりの平均キーパス本数が多い「最高のパサー」は果たして誰なのだろうか。
「最高のパサー」と目にして頭に浮かぶ選手の一人がブルーノ・フェルナンデスかもしれない。マンチェスター・ユナイテッドで攻撃の核として活躍する同選手は、今季プレミアリーグ29試合の出場で平均2.8本のキーパスを出している。これは現時点で欧州5大リーグ5位の成績である。
そのユナイテッドのライバルクラブであるマンチェスター・シティにも世界を代表するパサーがいる。ケビン・デ・ブルイネだ。同選手は今季途中の怪我の影響もあってリーグ戦出場は23と、他の選手と比較すると若干少ないが、1試合平均3本のキーパスを繰り出している。これは現時点で欧州5大リーグ3位の成績だ。
そんな世界トップレベルのMFを抑えトップに立ったのは、アストン・ヴィラに所属するジャック・グリーリッシュである。今季プレミアリーグ22試合の出場で繰り出した平均キーパス数は3.4本。アシストは10本あるが、プレミアリーグで二桁アシストを達成しているのは現時点で同選手含め4人しかいない(ハリー・ケイン、B・フェルナンデス、デ・ブルイネ)。
今季の第4節リバプール戦(7-2)では両チーム合わせて断トツのキーパス5本を記録。最終的に2得点をあげアシストは一人で3つという、驚異的な活躍を見せていた。
上記の試合のように、1ゲームで5本以上のキーパスを繰り出すことも珍しくないグリーリッシュには現在、シティを筆頭に多くのクラブが熱視線を注いでいる。この活躍が最後まで続けば、争奪戦はさらに激しさを増すかもしれない。
『Who Scored』集計の平均キーパス本数ランキング・トップ10 ※20日時点、対象はリーグ戦先発10試合以上の選手
1位:ジャック・グリーリッシュ(イングランド代表/アストン・ヴィラ)
平均キーパス本数:3.4本(22試合)
2位:ハカン・チャルハノール(トルコ代表/ミラン)
平均キーパス本数:3.2本(22試合)
3位:ケビン・デ・ブルイネ(ベルギー代表/マンチェスター・シティ)
平均キーパス本数:3本(23試合)
4位:トーマス・ミュラー(元ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
平均キーパス本数:3本(23試合)
5位:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表/マンチェスター・ユナイテッド)
平均キーパス本数:2.8本(29試合)
6位:フィリップ・コスティッチ(セルビア代表/フランクフルト)
平均キーパス本数:2.8本(21試合)
7位:ジェイドン・サンチョ(イングランド代表/ドルトムント)
平均キーパス本数:2.8本(21試合)
8位:メンフィス・デパイ(オランダ代表/リヨン)
平均キーパス本数:2.6本(29試合)
9位:アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表/パリ・サンジェルマン)
平均キーパス本数:2.6本(20試合)
10位:ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
平均キーパス本数:2.6本(19試合)
【了】