元日本代表のMF本田圭佑は、再びボタフォゴに関与することになるかもしれない。ブラジル『LANCE!』が現地時間18日に伝えている。

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　本田は昨年、ボタフォゴに加入したが、ブラジルで期待に応えることはできなかった。そのため、契約を打ち切って12月に退団が決定。紆余曲折の末、アゼルバイジャンのネフチ・バクーに加入することが決まっている。

　ボタフォゴのファンは期待外れに終わった本田に良い印象を持っていない人が多いものの、本田とボタフォゴの関係は今後の続いていくかもしれない。

　昨年11月の会長選でボタフォゴの会長になったドゥルセシオ・メッロ氏が、インタビューで本田について語った。

「本田は契約解消について私のところに話をしにきた。まだ私は会長ではなかったが、（前会長の）ネルソンは私に決めるように言ったんだ。そして、私は解消を決めた。それは大きな節約になっている。彼は重度2の負傷を抱えており、1月と2月はほぼプレーできない見通しだったしね」

　本田は2月にボタフォゴのVIP会員権を50口購入し、クラブに寄付した。これは、今後を見据えた動きだったようだ。

「彼はボタフォゴに魅了されている。とても真面目で、私は非常にリスペクトしているよ。そこで私は彼にVIP会員権の購入を勧めた。すでに彼はお金を支払い済みで、もっと密接に関わりたいと願っている」

「日本におけるボタフォゴのアンバサダーのような役割を担いたいと考えているんだ。彼とはたまに話をする。彼がこのクラブに対してどのような愛情を持っているかを示しているね」

　選手としての本田のボタフォゴでのキャリアはうまくいかなかったが、これから大きな影響を与えることになるかもしれない。

【了】