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U-24スペイン代表って誰がいる? A代表組が多数。久保建英のチームメイトや元同僚も…

text by 編集部 photo by Getty Images
アンス・ファティ
【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会は19日、東京五輪本大会前の強化試合として、7月17日にU-24スペイン代表と対戦することを発表した。

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 スペインのA代表は2008年からEURO(欧州選手権)連覇や2010年の南アフリカワールドカップ制覇を成し遂げた強豪国。最新のFIFAランキングは6位となっている。2019年のU-21欧州選手権で優勝した世代の一部が、東京五輪本大会でプレーする資格を持っている。

 U-24スペイン代表は東京五輪に出場する予定となっているが、この世代の中には、既にA代表で活躍している選手も多い。3月のA代表メンバーでも、東京五輪への出場資格を持つ1997年1月1日以降に生まれた選手が多く選出されている。

 GKはウナイ・シモンがこの世代のトップランナーだ。アスレティック・ビルバオで18/19シーズンにラ・リーガデビューを飾ると、ここ2シーズンは正GKに定着。スペイン代表ではU-19とU-21の欧州選手権優勝メンバーの1人でもあり、昨年11月に行われたA代表の活動では、3試合すべてに先発起用されている。

 DFには日本代表となじみの深い選手が多い。20歳のエリック・ガルシアはマンチェスター・シティに所属するセンターバック。バルセロナの下部組織出身で、久保とはチームメイトだった。左利きセンターバックのパウ・トーレスはビジャレアルの生え抜きで、今季の前半戦を久保とともに戦っている。このポジションにはバルセロナのオスカル・ミンゲサやバレンシアのヒューゴ・ギラモンといったタレントも控えている。

 右サイドバックを本職とするポル・リロラは、この冬にフィオレンティーナからマルセイユに期限付き移籍している。同ポジションには酒井宏樹や長友佑都がいるが、加入から2か月でリーグ戦10試合に出場。左サイドにはヘタフェで久保と同僚のマルク・ククレジャがいる。ヘタフェでは左サイドハーフでプレーすることが多いが、サイドバックとしてもプレー可能だ。

 中盤はタレントの宝庫だ。守備的なポジションにはレアル・ソシエダのイゴール・スベルディアとマルティン・スビメンディといった選手がいる。18歳でバルセロナの主力となったペドリやリキ・プッチ、久保とともにヘタフェに加わったカルレス・アレニャはインサイドハーフやトップ下で特徴を発揮するだろう。

 前線にはA代表にも選ばれている逸材が並んでいる。アンス・ファティは昨年11月8日に左膝内側の半月板の手術を受けた影響で欠場が続いているが、今季中には復帰できると見られている。ミケル・オヤルサバルはA代表にも定着しており、ソシエダではキャプテンを務めている。

 ライプツィヒで活躍するダニ・オルモは複数のポジションをこなすことができる万能タイプ。今季からマンチェスター・シティでプレーするフェラン・トーレスも、本職のウイングだけでなく、センターフォワードとしても起用されている。前線は人選によって様々なシステムを選ぶことができそうだ。

【了】

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