【写真:Getty Images】
【ミラン 0-1 マンチェスター・ユナイテッド ヨーロッパリーグ・ラウンド16 2ndレグ】
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ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16の2ndレグ、ミラン対マンチェスター・ユナイテッドが現地時間18日に行われ、0-1でアウェイチームが勝利。この結果、2戦合計スコア1-2としたユナイテッドが準々決勝進出を決めている。
ホームでの1stレグを1-1で引き分けたため、突破のためには最低でも1点が必要だったユナイテッド。しかし、この日はミランの集中した守りを前に効果的な攻撃を繰り出せず、ブルーノ・フェルナンデスも仕事を与えてもらえない。結局、前半を0-0で終えるなど、苦戦を強いられていた。
しかし、マーカス・ラッシュフォードに代わり後半からピッチに立ったポール・ポグバが、赤い悪魔に歓喜をもたらした。
出場からわずか3分、ゴール前での混戦からペナルティーエリア内でボールを持ったポグバは、一度キックフェイントいれて相手の股を閉じさせ、角度のないところからニアサイドを射抜いている。落ち着きと技術。フランスの大型MFの魅力が詰まった得点だったと言える。
その後もポグバはミランにとって危険な存在となった。事実、データサイト『Who Scored』によるスタッツは途中出場でシュート3本、キーパス2本、ドリブル成功数1回、インターセプト2回と申し分なく、45分間の出番で同サイト内のMOMに選出されている。まさに勝利の立役者だ。
ミラン戦後、オーレ・グンナー・スールシャール監督は「彼は2ヶ月離脱していたが、どのチームでもポグバのような選手がいないと寂しいものだ。彼は我々にとって非常に重要な存在で、我々に大きな力を与えてくれる。とても大きな違いをもたらしてくれたね」とポグバを賞賛した。
負傷明け後初めての出場、それも途中からの出番で1ゴール。過去には期待値が大きすぎるだけに批判の的となることも多かったが、メンタルやコンディションが整っているポグバはやはり世界的にスーパーな存在である。今回のミラン戦で、改めて確認することができたと言えるはずだ。
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