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アーセナル戦で相手選手が涙。その理由とは? 思いがけずとってしまった行動が…【EL】

text by 編集部 photo by Getty Images
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【写真:Getty Images】

【アーセナル 0-1(2戦合計3-2) オリンピアコス ELラウンド16・2ndレグ】

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグ、アーセナル対オリンピアコスが現地時間18日に行われた。1stレグを1-3で落としていたオリンピアコスは1-0で勝利したが、2戦合計スコアで下回り、ラウンド16で姿を消すこととなった。

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 前半はなかなかチャンスを作ることができなかったオリンピアコスだが、後半開始とともに攻勢を強めた。48分にコンスタンティノス・フォルトゥニス、その1分後にホセ・ホレバスとユセフ・エル=アラビがシュートを放つが、いずれも枠外へ。しかし、51分にカウンターが決まって先制点を挙げた。

 2戦合計スコアを2-3とし、逆転突破の望みをつないだオリンピアコスだったが、反撃はそこまで。1対1の局面でウセイヌ・バの腕がガブリエウ・マルティネッリの顔に当たってしまった。主審のカルロス・デル・セロ・グランデはイエローカードを提示。この判定を不服としたウセイヌ・バがボールを叩きつけてしまう。これが2枚目のイエローカードの対象となり、退場処分となってしまった。

 ウセイヌ・バが退場処分を受けたのは83分。残り時間は10分を切り、オリンピアコスが逆転するのは厳しい状況だったが、ウセイヌ・バの退場が決定打となった。

 映像には、通路付近でウセイヌ・バがうなだれている様子が映し出されていた。しばらく顔を腕にうずめた後、手で目頭を押さえた。その後、ピッチへと目線を移したが、その眼には涙を浮かべていたように見えた。

 最初のファウル自体は決して悪質なプレーではなかったが、相手を抑えようとした腕が思いのほか高く上がってしまったのだろう。そして、驚きのあまりとってしまった行動により、オリンピアコスは思わぬ代償を払うこととなった。

【了】

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