【写真:Getty Images】
日本代表は25日に国際親善試合・韓国代表戦、30日にはカタールワールドカップアジア2次予選・モンゴル代表戦に臨む。2試合に先立ち、日本サッカー協会(JFA)は18日、日本代表メンバー23人を発表した。
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久保建英や堂安律といったU-24世代のメンバーのほとんどは26日と29日に行われるU-24アルゼンチン代表戦に回る見込み。Jリーグでプレーする選手が14人を占め、初召集選手は8人を数えた。
新鮮な顔ぶれが多い今回の代表メンバーから、韓国代表戦のメンバーを予想する。
GKには国内組の3人が選ばれた。ヴィッセル神戸の前川黛也は初召集で、浦和レッズの西川周作は久々に選ばれた。今季、清水エスパルスに移籍した権田修一はJリーグで高パフォーマンスを見せている。森保ジャパンでの実績を考えても、権田がベストな選択となりそうだ。
初選出の中谷進之介は、開幕5試合で失点わずか1の名古屋グランパスを支える活躍を見せている。しかし、センターバックは吉田麻也と冨安健洋の2人が選ばれており、日本代表で7試合に出場している畠中槙之輔も選出。吉田麻也は韓国戦に出場できない可能性もあるが、ベストメンバーとして選出した。中谷にいきなりチャンスが訪れる可能性は低そうだ。
今季から4バックを採用しているサンフレッチェ広島のセンターバックとしてプレーする佐々木翔は、サイドバックとしても対応が可能。もう1人の左サイドバックが初召集の小川諒也ということも考えると、佐々木が左サイドに回る可能性が高い。酒井宏樹や室屋成のいない右サイドバックとしては、川崎フロンターレの山根視来が初選出。松原健も選ばれているが、昨季のJリーグベストイレブンを受賞した山根のプレーに期待したい。
中盤では原川力と川辺駿が初選出となった。柴崎岳と橋本拳人が不在だが、ブンデスリーガで圧倒的なプレーを披露する遠藤航が軸になるだろう。冬にポルトガルに渡り、サンタ・クララのレギュラーとして活躍する守田英正も先発に入る公算が高い。
これまでの実績を考えると、2列目は南野拓実、鎌田大地、伊東純也の3人がベターだろう。所属クラブと日本代表でのポジションを照らし合わせれば、右から伊東、鎌田、南野の並びとなる。江坂任と坂元達裕は初選出。古橋亨梧と初選出の2人はJリーグで結果を残し続けているが、韓国戦では日本代表での実績がある海外組の3人が起用されるだろう。
FWに召集されたのは大迫勇也と浅野拓磨。ブレーメンの大迫は年明け初戦のリーグ戦で先発して以降、先発出場は一度もなし。直近4試合で出場がない大迫とは対照的に、浅野拓磨はリーグ戦直近5試合で5得点をマーク。セルビアリーグ得点ランキング2位となる15得点をここまで挙げている。パルチザン・ベルグラードでは右サイドでプレーすることが多いが、日本代表の1トップで試してみたい人材だ。
●韓国戦予想先発メンバー
▽GK
権田修一(清水エスパルス)
▽DF
山根視来(川崎フロンターレ)
吉田麻也(サンプドリア/イタリア)
冨安健洋(ボローニャ/イタリア)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
▽MF
遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)
守田英正(サンタ・クララ/ポルトガル)
伊東純也(ヘンク/ベルギー)
鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
南野拓実(サウサンプトン/イングランド)
▽FW
浅野拓磨(パルチザン/セルビア)
【了】