【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は18日、今月に行われる国際親善試合とFIFAワールドカップカタール2022・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選に挑む日本代表メンバーを発表している。
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新型コロナウイルス感染症拡大の影響で昨年10月と11月に行われた欧州遠征はオール海外組で臨んでいた日本代表。だが、今回はJリーグ勢もメンバーに名を連ねた。
国内組ではGK西川周作やDF佐々木翔などが招集されており、今回のメンバーでは8名が初招集。いずれもJリーグでプレーする選手だ。GKを含めたDF陣で言うと、ヴィッセル神戸GK前川黛也、名古屋グランパスDF中谷進之介、川崎フロンターレDF山根視来、FC東京DF小川諒也が初招集となった。
広島皆実高校出身の前川は関西大学に進学。2017年に神戸へ入団。昨季途中に正守護神の座を奪った。191cmと恵まれた体格はもちろんのこと、過去にフィールドプレーヤーとしても様々なポジションをこなしていたことから、足元の技術にも定評がある。
名古屋ではDF丸山祐市とともに不動のCBに君臨する中谷。新型コロナウイルスの影響で過密日程だったが、昨季は名古屋で全試合フル出場した鉄人。対人の強さを武器にJリーグで活躍する外国人選手相手にも引けを取らない。まだ24歳と若く、DF吉田麻也の後継者として成長できるかも注目だ。
昨季から川崎Fでプレーする山根は右サイドバックのレギュラーとして活躍。攻撃的サイドバックとして川崎Fの攻撃にバリエーションを与え、昨季は自身キャリア最多の4得点をマーク。初となるJリーグベストイレブンにも選出された。
流通経済大学付属柏高等学校出身の小川は2015年にFC東京へ入団。貴重な左利きのサイドバックで精度の高いFKが蹴れるのも特徴。スピードと運動量があり、日本代表の新左SB候補としては申し分ない。
今回初招集されたJリーグ勢がソン・フンミンなどを擁する韓国代表、そしてアジア予選でどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。
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