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日本代表で見たい! 相手の足首を破壊するドリブラー、セレッソ大阪を勝利に導いたプレーとは?

text by 編集部
坂元達裕
【写真:Getty Images】

【セレッソ大阪 1-0 大分トリニータ J1第5節】

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 明治安田生命J1リーグ第5節、セレッソ大阪対大分トリニータが17日に行われ、1-0でセレッソが勝利した。3連勝を達成したセレッソは、開幕戦以来となる完封勝利を収めている。

 0-0のまま試合は終盤に突入したが、87分に決勝点が決まった。清武弘嗣が左足で上げたクロスボールは跳ね返され、右サイドにこぼれる。これに反応した坂元達裕がダイレクトで左足を振り抜くと、ボールはファーサイドのポストに当たってゴールに吸い込まれた。GKが一歩も動けないスーパーゴールだった。

 昨シーズン加入したセレッソで、坂元は右サイドに君臨している。最大の武器はドリブルで、独特な間合いと深い切り返しで相手を抜き去っていく。1対1の場面でフェイントなどを使って相手を転ばせることを、バスケットボールではアンクルブレイクと呼ぶ。坂元のプレーはまさにそれで、転ばされたDFは枚挙にいとまがない。

 この決勝点が生まれる前のプレーで、坂元は右サイドでボールを受けている。深い切り返しで相手のマークを外し、クロスボールを上げる隙間を作った。このクロス時代はゴールにつながらなかったが、こういったシーンの積み重ねが、セレッソの攻撃に活かされている。

 今季はここまでリーグ最多の3アシストをマーク。海外組の状況次第では日本代表戦のメンバー候補にも名を連ねるだろう。久保建英や伊東純也など、ライバルが多いポジションだが、日本代表で一度見てみたい選手である。

【了】

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