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レアル・マドリードが最も避けたい相手はチェルシー? レフティーの記録が示すその理由とは?【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

ハキム・ツィエク
【写真:Getty Images】

【チェルシー 2-0 アトレティコ・マドリード チャンピオンズリーグ・ラウンド16 2ndレグ】

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 チャンピオンズリーグ・ラウンド16の2ndレグ、チェルシー対アトレティコ・マドリードが現地時間17日に行われ、2-0でホームチームが勝利している。この結果、2戦合計スコア3-0としたチェルシーが7季ぶりのベスト8進出を決めた。

 トーマス・トゥヘル監督就任後、好調を維持するチェルシーはこの日も攻守において抜群の安定感を誇った。34分にカウンターからハキム・ツィエクが貴重な先制弾を奪うと、後半に入ってもゲームをコントロール。終盤に相手の退場者を誘発し、アディショナルタイムにはエメルソン・パルミエリが勝負を決める2点目を奪うなど、長い時間アトレティコを苦しめていた。

 データサイト『Who Scored』によるこの日のMOMはツィエクとなっている。34分に貴重なゴールを奪っただけでなく、ドリブル成功数3回、両チーム合わせてトップタイとなるキーパス3本を記録するなど、攻撃のグレードを高め続けていた。

 アヤックス時代も含め、ツィエクはここまでCL24試合に出場し、7得点を奪っている。実は、そのうちの4得点がスペイン勢から挙げたもの。2018/19シーズンのレアル・マドリード戦2試合で2得点、昨季のバレンシア戦で1得点、そして今回のアトレティコ戦で1得点という成績である。対スペイン勢との相性が良いと言えるはずだ。

 今季のCLで生き残っているスペイン勢はマドリーのみとなっている。その同クラブに対し、ツィエクは過去に2試合で2得点を奪ったことがある。もしかすると準々決勝でマドリーが避けたい相手は、チェルシーなのかもしれない。

【了】

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