8位:サンプドリア時代にはカッサーノと共に活躍
【写真:Getty Images】
FW:ジャンパオロ・パッツィーニ
生年月日:1984年8月2日(36歳)
セリエA所属クラブ:アタランタ、フィオレンティーナ、サンプドリア、インテル、ミラン、エラス・ヴェローナ
セリエA通算成績:383試合/115得点19アシスト
PK成功数:24回(成功率96%)
アタランタ下部組織出身のジャンパオロ・パッツィーニは、2005年に加入したフィオレンティーナでブレイク。その後移籍したサンプドリアではアントニオ・カッサーノとの抜群のコンビで得点を量産し、一気にビッグクラブ注目の的となった。以降、同選手はインテル、ミランと名門を渡り歩き、2015年夏にエラス・ヴェローナに加入。そして、昨年11月に現役引退することを発表していた。
長くセリエAの第一線で活躍してきたパッツィーニは、通算383試合に出場して115得点という成績を残してきた。その中でPKキッカーを担ってきたのは25回で、そのうち24回成功、成功率96%という申し分ない数字を叩き出している。
セリエAで唯一外したのはインテルに在籍していた2011/12シーズンの第14節ウディネーゼ戦。後にインテル守護神となるサミール・ハンダノビッチと対戦したパッツィーニは蹴る瞬間に足を滑らせてしまい、ボールは大きく枠を外れてしまった。過去のインタビューでこのPKを振り返った際、パッツィーニは「あれは本当にショックだったよ」「あんな目に遭ったことはない」と話していた。
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