【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹は、今季限りで同クラブを退団する可能性が高まってきたとみられている。地元紙『ラ・プロヴァンス』が報じたとしてフランス複数メディアが伝えた。
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昨季は低調なシーズンを過ごしてメディアやファンから批判を受けることも多く、一時は移籍が確実視されていた酒井。だがマルセイユに残留して5シーズン目を迎えると、アンドレ・ビラス=ボアス監督の信頼を受け不動のレギュラーとしてプレーを続けてきた。
しかし、ホルヘ・サンパオリ監督の就任後は状況が変わってきた。暫定監督が率いたリヨン戦、リール戦を出場停止処分で欠場したあと、新監督が指揮を執り始めてからはレンヌ戦、ブレスト戦といずれもベンチスタート。1月に加入したスペイン人DFポル・リロラが右サイドバックのレギュラーポジションを確保したとみられている。
今季はシーズン途中でマルセイユの指揮を引き継いだサンパオリ監督だが、来季は自身の望むチームを作るためメンバーの整理を行うことが見込まれ、酒井はその放出対象の一人になると予想されている。仏メディアでは他にFWヴァレール・ジェルマンも放出候補として名前を挙げられている。
昨年2月にフランスメディアが行ったインタビューでは、欧州でのプレーに「しがみつくことはない」と語り、日本に復帰するという選択肢があることも認めていた酒井。マルセイユを去ることになるとすれば、次の移籍先も気になるところだ。
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