7位:2018年のPKが話題に
【写真:Getty Images】
FW:アリツ・アドゥリス
生年月日:1981年2月11日(40歳)
ラ・リーガ所属クラブ:アスレティック・ビルバオ、マジョルカ、バレンシア
ラ・リーガ通算成績:443試合/158得点53アシスト
PK成功数:24回(成功率72.7%)
キャリアのほとんどをアスレティック・ビルバオで過ごしたストライカーで、ヨーロッパリーグ(EL)得点王に2度も輝いている。2016年には35歳でスペイン代表復帰を果たし、それまでホセ・マリア・ペーニャ氏の持っていた最年長得点記録を更新している(35歳275日)。腰の状態が悪く昨季途中での引退を余儀なくされたが、ピッチ上での熱いプレーは多くの人々の記憶に残った。
最後まで進化を止めることのなかったアリツ・アドゥリスは、プリメーラ・ディビシオン(1部)において24回のPKを成功させている。マジョルカ時代は1本蹴って失敗に終わっており、バレンシア時代は蹴ったことがなかったので、これはすべてビルバオ在籍時によるものとなっている。なお、全コンペティション合わせた成功数は「34」だ。
アドゥリスのPKで最も印象的だったのは、2018/19シーズンの第17節バジャドリー戦だ。キッカーを務めた同選手は右足を大きく引くと、そのまま助走をとらずボールを蹴り込み、GKジョルディ・マシップの意表を突いている。このPKは世界中で話題となった。
【次ページ】6位:セルタの絶対的エース