9位:大きく羽は広げられなかったが…
【写真:Getty Images】
MF:アポーニョ
生年月日:1984年2月13日(37歳)
ラ・リーガ所属クラブ:マラガ、レアル・サラゴサ
ラ・リーガ通算成績:138試合/28得点10アシスト
PK成功数:20回(成功率87%)
アポーニョことアントニオ・ガルデアーノ・ベニテスは地方クラブのサン・ペドロでキャリアをスタートさせ、マルベーリャを経て2007年に当時23歳で古豪マラガへの移籍を掴み取っている。同クラブでは中心的存在としてプレーし、1年目でプリメーラ・ディビシオン(1部)昇格に貢献。トップカテゴリーでもレギュラーとして奮闘し、数々のクラブから注目を集めることになった。
しかし、度重なる怪我に悩まされた2009/10シーズンを境にキャリアは下り坂。2011/12シーズンはマヌエル・ペレグリーニ監督の下でほとんど出場機会をもらえなかった。そして同シーズン途中、アポーニョはレアル・サラゴサへのレンタルを経験。その後はマラガに戻ることなく、国内クラブを転々とした。37歳となった現在は4部のアルハウリンに所属している。
そのアポーニョだが、PKの上手さは一流だった。プリメーラではマラガ時代とサラゴサ時代合わせて23回キッカーを担ってきたが、失敗に終わったのはわずか3回のみというデータが出ている。なお、2シーズン過ごしたサラゴサではリーグ戦でPKを10回蹴ってきたが、すべて成功させていた。
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