3位:スペイン代表のエース
【写真:Getty Images】
FW:ダビド・ビジャ
生年月日:1981年12月3日(39歳)
ラ・リーガ所属クラブ:レアル・サラゴサ、バレンシア、バルセロナ、アトレティコ・マドリード
ラ・リーガ通算成績:353試合/185得点40アシスト
PK成功数:33回(成功率91.2%)
ダビド・ビジャはスペイン代表史上最高のストライカーの1人として名前が挙がるだろう。EURO2008では得点王に輝き、2年後のワールドカップとともにスペイン代表を優勝へと導いた。バルセロナではUEFAチャンピオンズリーグ制覇も経験。晩年はMLSやオーストラリアへ渡り、ヴィッセル神戸で現役生活を締めくくった。
並外れたフィジカルがあるわけではなかったが、スペースを認知する能力と卓越したシュート技術を持つストライカーだった。リオネル・メッシがいたバルセロナ時代はPKを蹴る機会が少なかったが、ラ・リーガ通算でも90%を超える成功率を記録している。
決めることが多いからこそ、失敗したPKが記憶に刻まれることが多い。2010年のワールドカップ・ホンジュラス戦でビジャはPKを失敗している。ビジャはそれまでに2得点を決めており、PK失敗によってビジャはハットトリックを逃した。
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