4位:エスパニョールに愛されたFW
【写真:Getty Images】
FW:ラウール・タムード
生年月日:1977年10月19日(43歳)
ラ・リーガ所属クラブ:エスパニョール、レアル・ソシエダ、ラージョ・バジェカーノ
ラ・リーガ通算成績:407試合/146得点9アシスト
PK成功数:27回(成功率79.4%)
エスパニョールのカンテラ出身で、2000年のシドニー五輪にも出場したラウール・タムード。エスパニョールでは西澤明訓、現役最後の2シーズンプレーしたサバデルでは田邉草民ともチームメイトだった。
エスパニョールではキャプテンを長く務め、9シーズン連続で2ケタ得点をマーク。公式戦通算140得点は今も破られていないクラブ記録となっている。大柄ではないが、ヘディングにも強く、様々なゴールパターンを持つストライカーだった。
ワールドクラスの選手ではなかったが、エスパニョールのサポーターから愛された選手だった。通算のPK成績は35回中27回成功と、80%に満たない。それでも、タムードに対する信頼感は揺るがず、PKを蹴り続けた。
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