【写真:Getty Images】
トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、14日に行われたアーセナルとのノースロンドンダービーで負傷しながらも、今月25日に行われる日本代表との国際親善試合に向けた代表メンバーに名を連ねた。日本戦に出場できる可能性はあるのだろうか。
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プレミアリーグ第28節のアーセナル戦に先発で出場したソン・フンミンだがハムストリングを痛めたとみられ、前半19分という早い段階で負傷交代。しかしその数時間後の15日朝に日本戦に向けた招集メンバーを発表した韓国代表のパウロ・ベント監督は、24名の招集選手の中にソン・フンミンを含めている。
ベント監督はメンバー発表の会見で、ソン・フンミンについて「私も今朝アーセナル戦を観て負傷を確認した」とコメント。「負傷の程度については協会とトッテナムが連絡を取り合っている。まだ検査結果を待っているところだ。結果が出てから彼を最終メンバーに含めるかどうか決める」と語った。
英国メディアではソン・フンミンについて「少なくとも2~3週間の離脱」などの見通しが伝えられており、その予想通りであればアーセナル戦から11日後となる日本戦に出場することは基本的には難しいと考えられる。トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に、「どれくらいかかるかは分からない。筋肉(の負傷)だ。筋肉はふつう簡単なものではない」と主力選手である韓国代表FWの離脱を嘆いている。
一方でモウリーニョ監督は、「彼はいつも負傷からの回復が速い選手だ」ともコメント。期待も込めて、ソン・フンミンの離脱がそれほど長くはならない可能性があることも示唆している。
ソン・フンミンは今季プレミアリーグ第3節のニューカッスル戦でも同じくハムストリングを痛めてハーフタイムで交代し、「数週間」の離脱と予想されたことがあったが、翌週のマンチェスター・ユナイテッド戦にも先発出場して2得点の活躍をみせた。今回も検査結果次第では、交代時の様子などから予想されるほどの負傷ではないことが判明する可能性もないとは言えないかもしれない。
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